【全体公開】12月花園樹斎の季節鉢、2024年に向けてのそら植物園
こんばんは、そら広場さわむらです。
本日は、2023年最後のスタッフブログです。
慌しかった師走も終わりを迎えようとしています。
皆さん、2023年はどんな一年でしたか?
そら植物園の大阪事務所ではスタッフの子どもたちも冬休みに入り、
事務所には子どもたちの声も飛び交っているようです〜♪
今週は子どもたちが焼き芋をしている様子が大阪から届きました。
焚き火のなかで焼く焼き芋は最高に美味しそうですね!
さて本日のスタッフブログは全体公開で、中川政七商店さんとそら植物園のコラボブランド「花園樹斎」の12月の季節鉢のご紹介をしたいと思います。
今年の12月は3種の展開です。
苔玉が『三河黒松』と『吾妻五葉松』、鉢物が『五葉松』です。
3種ともに縁起を担ぎ新年を祝う日本の正月の風景には欠かすことのできない松です。
常緑で不老長寿を連想させることからおめでたい植物として江戸の人々に愛され、各地域の藩主が祈りを込めて植えたために現代でもたくさんの松が各地に残っています。
こちら、三河黒松の苔玉です。
愛知県原産の「三河黒松」は黒松の中でも葉が短く幹が縦に割れる特徴を持ち、さらに樹勢が強い特徴を活かし針金による独特な樹形仕立てが盆栽界では人気がある種類です。
そして鉢物は『五葉松』です。
『五葉松』は葉が五枚ずつ束になっていることから名付けられています。
「御用を待つ」という言葉遊びもあり、特に商売人から好まれている松です。
お正月の縁起物といえば「松竹梅」の3種ですが、松はその先頭を切って縁起が良いとされています。
松は岩場や海岸沿い等、他の樹木が生育するには厳しい環境でも育ち、常緑樹なので冬になってもしっかりと青い葉を茂らせて、また樹齢も200年から450年程と長いので、長寿祈願のシンボルとして縁起物になったといわれています。
おめでたい新年を祝う植物として古来より日本の文化の中で大切に扱われてきたそうです。
大阪農場で出荷を待っている様子がこちらです。
それぞれの枝の形状が個性的で、とてもボリュームがある松です。
全国の中川政七商店さんの店頭で展開中です。
お近くまでお越しの際には、ぜひ手にとって見ていただけると嬉しいです。
▼花園樹斎公式サイト
https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/brand/kaenjusai/
▼中川政七商店 店舗情報
https://www.nakagawa-masashichi.jp/staffblog/storelist/
*花園樹斎のお取り扱いがない店舗もございますので、ご注意ください。
「花園樹斎」とは江戸時代、珍しい植物を届けたり紹介した人々のことを指し、
もし花園樹斎が現代にいたら、届ける植物とは…?そんな想像が膨らむような「おもちかえりしたい、江戸の園芸」をコンセプトに、
中川政七商店さんならではの器に、そら植物園がセレクトした植物が入る、園芸と工芸をどちらも楽しめるブランドとなっております。
今年最後のブログ、お読みいただきありがとうございます。^^
そら植物園は本日仕事納めです。
そら植物園の大阪事務所前には門松の準備も整いました。
今週、東京事務所には大阪手作りの鏡餅用のお餅が届きました。
昨日12/28は末広がりの日で、飾るのに相応しいということで、大阪事務所の様子を参考にしながら、昨日東京事務所でも鏡餅を飾りました o^^o
こちらが大阪事務所の様子
こちらが東京事務所です。
2023年も一年、そら広場を応援いただきまして、ありがとうございました。
2024年、また新たに皆さんと一緒にそら広場を育んでいきたいと思います。
皆さん、良いお年をお迎えください。