『そら広場 秋の農場ツアー2023』11月11日開催レポートvol1【全体公開ブログ】
こんにちは、そら広場のさわむらです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
突然....グッと冷え込み、冬の到来を感じております。
木々に目を向けるとだいぶ紅葉が進んできましたね!
我が家もベランダから植物を一斉に部屋の中に移動しました♪
冬支度ですね。
皆さんのお家の植物はもう冬支度をしましたか?^^
本日のブログでは先週11(土)に開催した
そら広場農場ツアーのレポートをお届けしたいと思います〜!
当日11/11は、前日の大雨を吹き飛ばし、朝は太陽が差し込んでいました。
いよいよ始まるという当日の朝、空は青空も垣間見られました^^
2023年秋の農場ツアーでは2つを柱に開催しました。
◎ 2023年秋 今のそら植物園の植物と農場を体感する!
◎ そら植物園代表 西畠清順のスペシャルトークイベント
そら植物園の農場は日々目まぐるしく変化していきます。
農場の様子は1日として同じ日がありません。
そんな農場だからこそ、今のそら植物園、そしてそら広場をより知ってもらう良い機会ですし、皆さんに知っていただきたいということを強く思いました!
清順も日々、色んなプロジェクトをたくさん抱えています。
たくさんの方々との出会いや旅などを通じて、清順も色んな変化があります。
今年の11/11に清順がみなさんにどんなメッセージを届けるのか??
スタッフの一員として、私もドキドキわくわくしていました。
まずは、今年の農場ツアーの様子を当日沢山撮影をしてくれたそら広場スタッフみずの の撮影写真をたっぷりとご覧いただければと思います!
冒頭に開催の想いなどを私から少しお話をさせていただきました。
(緊張してしまい、参加者さんに合いの手を入れていただきながら、想いをお伝えできました^^;;)
さて、清順も合流し、いよいよ農場ツアーがスタートです!
まずは観葉ハウスへ〜!
今年の夏にそら植物園へやってきたばかりのエアプランツ”ウスネオイデス”が天井に吊り下げられています。
コウモリランを説明する清順の背後には、去年に比べてかなり大きく育った”ドラセナ ソング・オブ・サイアム”
珍しい樹種や他では見られないほどの量を誇るそら植物園の農場。
初っ端から参加者のみなさんもたくさん写真を撮っていました!
観葉ハウスを抜けると、目の前には巨大な太古の植物”ディクソニア”がお目見えです!
人の背丈と比較しても非常に大きいことが分かりますね!
オーストラリアからやってきたこのディクソニア、清順が運ぶまでのストーリーやこの植物の歴史について面白おかしく話していきます。
“高野槙”をバックに説明するのは、巨大なアガベたち。
テキーラの原料になるような、”アガベ テキーラ”や 巨大な”アガベ アメリカーナ”
そして、そら植物園にあるのは植物だけではありません。
こちらは現場から帰ってきたばかりの巨大な植木鉢
大きさを比較するように清順と写真を撮ったり、和やかにツアーは進行していきました。
そして、地層ハウスの中にあるのが、お腹の膨れた”パラボラッチョ”という、樹木です!
農場にいらっしゃるお客様がよくこの前で写真を撮ることも多く、そら植物園らしさが詰まった木だと思います。
◆酔っ払いの木「パラボラッチョ」とは?
そら植物園ではもはや名物となっていますね!
8年前に「NHKスペシャル」で放送された時の主役「酔っ払いの木」とも呼ばれる「パラボラッチョ」です。
和名では「トックリキワタ」といいます♪
NHKスペシャルではアルゼンチンの森林地帯で、この巨木の掘り出しと日本への輸出に清順が挑み、
巨木を独自の技術で休眠させて日本へ運び、大都会に植える計画の様子を特集しています。
日本には4本持ってきたけど、今残っているのはこの一本だけ。
他のパラボラッチョは、大阪の「咲くやこの花館」や、
山口県宇部市の「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」で見ることができます〜♪
皆さん思い思いに写真を撮ったり、トゲトゲした樹肌を触ったり、その大きさと存在感を体感していました。
それ意外にも、そら植物園では”ドラゴン仕立て”と呼んでいるカジュマルや、この夏、スペインからやってきたばかりの古木オリーブなど、たくさんの植物を案内して回りました!
参加してくれたお子さんから「この実はなんですか?」と質問があり、
清順も「これはなんだろうね〜」と一緒に考えているときの写真です。
農場ツアーは清順との距離がとっても近く、子どもたちから直接、清順に質問ができるのも農場ツアー限定なところです〜♪
今回の農場ツアーの様子はクラブメンバーさん&メルマガ会員さんへスペシャル公開として、Galleryで公開しました。
https://sora-hiroba.com/group/25070
ぜひ当日の様子をたっぷりご覧いただけたら嬉しいです。
続いては、当日の清順トークイベントの様子を数回に分けてレポートしていきたいと思います〜〜!^^
トークイベントは事前に参加者さんに清順に質問したいことを募りました。
本日は3つの質問をご紹介していきたいと思います。
Q いつも自然体でパワフルなイメージの清順さんですが、そのパワーの源はなんですか?
清順:
本能のままに生きる。
本能で生きる。
植物も動物もそうだと思う。
チャンスを逃したくない。
Q 小さな庭にも知らなかったことを発見して驚くことがあります。
最近では泰山木(たいさんぼく)の赤い実に驚きました。清順さんにとって、植物が教えてくれたお話をお伺いしたいです。
清順:
実は...2015年に「教えてくれたのは植物でした」って本を出していて、ぜひそこに沢山ぼくが植物から学んだことが書いてあるので、ぜひ読んでもらえたら・・(笑)
と言いつつも、ぼくは高校時代に野球部に入部していました。
日々の練習では3:1の割合でメンタルトレーニングがあって、
野球部に入部後にまずやらされたのが、座右の銘を書くことでした。
その時に監督から「念ずれば花ひらく」という言葉を教わりました。
ぼくはずっと頑張れば頑張った分、その成果が花をひらくと思い続けていました。
だけど、植物の仕事をしていく中で、花というのはこれから実をつけていくためのスタート地点であることを学んだんです。
これは、努力して、念じて、頑張り続けていけば誰しもスタート地点に立てるんだよ!というメッセージだったんです。
植物の仕事をしていく中で、そのことを深く理解することができました。
Q 植物を育てるうえで、一番大切にしていることはなんですか?
清順:
「愛」が大切。
清順の言葉一つ一つが、温かく、これまで本気で熱く植物に向き合ってきた中から紡ぎ出されていく言葉だと感じながら、
司会進行をしつつも話に耳を傾けていました^^
毎日色んなことがありますが、どんな日も、どんなことがあっても植物はそこにいて、見守ってくれています。
なんだか、「植物」から私たちは色んな気づきを得ているんだなぁ〜と改めて感じた瞬間でした。
今週はここまでです。^^
また続きは来週以降でお届けしていきたいと思います。
今日は東京は久しぶりの大雨です。
なんだか乾燥気味だったところに潤いが生まれるように感じます。
だんだん寒くなってきていますが、皆さんどうぞお身体第一でお過ごしくださいね!
また来週の更新をお楽しみに〜♪