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【全員公開ブログ】冬の花?春の花?金魚葉椿と奈良蔦屋書店

みなさん、こんばんは
10年に1度と言われる大寒波も過ぎ、なんとか冬の寒さを乗り越えたような気持ちですが、皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか?

本日2月3日は節分ですね。
節分といえば恵方巻き!

皆さんはもう召し上がりましたか?
今年の恵方は南南東だそうです。

 

節分は雑節の一つで、季節を分けることを意味し、江戸時代以降は冬と春の境目として広く知れ渡ったそう。

まだまだ寒い日は続きますが、明日2月4日は立春を迎えますね。
東風解凍(はるかぜこおりをとく)季節となりました。
時折紹介しているそら植物園の手水鉢を飾る氷ももう少しで見納めかなぁ?とおもう今日この頃です。^^

さて、そんな立春を迎える本日のスタッフブログは2月1日に入れ替えたばかりの奈良蔦屋書店の今月の一木をお届けします〜!

今月の一木は「金魚葉椿(キンギョバツバキ)」です!

葉の先端が金魚のしっぽのように3つに分かれることがその名の由来で、古い時代から日本人に親しまれてきた品種だそう。
盃葉椿や百合椿などと同じく、突然変異によって生まれた「変わり葉椿」の一つです。

 

そら広場有料会員の皆さんはギャラリーや壁紙で見たことがあるかも?
今月の壁紙のPC版は金魚葉椿になっていますので、ぜひお使いくださいね。
壁紙はこちらから:https://sora-hiroba.com/photos/wallpaper



基台の周りにはベンチも設置され、店内にあるカフェで購入したドリンクと本を一緒に楽しめる空間になっています。

そら植物園の農場には、兵庫錦や上の写真のような侘助(ワビスケ)、赤八重吹(ヤエヤマブキ)といった
色々な品種のツバキがありますが、この金魚葉椿はその中でも一際目を引く存在です。

樹高はそこまで大きくないのですが、なんと言ってもやはり特徴的なその葉っぱ!
先端の方が、キュッと窄まってフリルのような金魚の尻尾によく似て、可愛らしいですね♪♪

お花も小ぶりでとても可愛らしいです。

そんなツバキですが、ふとこの植物の季語っていつだ?という疑問が出てきました…
年の瀬からこの季節にかけて開花するツバキ、もちろん冬では??....と思ったのですが、
よく考えると漢字で書くと「椿」。

春という漢字が使われます。

同じように春が使われている「鰆(さわら)」は春を告げる魚と言われ、旬の季節はもちろん春…

もしかしてツバキって春の季語なのでは…?

そう思って調べると…やはり春の季語でした!!!♪ 
 

残念ながら由来までは突き止めることができませんでしたが、立春の頃、鮮やかな花を咲かせる椿に春の文字が入っているのは素敵なお花と文字との関係性だなぁ…と感じます♪

ちなみに同じように季節の漢字を取り入れた植物に「榎(えのき)」、「楸(きささぎ)」、「柊(ひいらぎ)」。
どれもそら植物園の農場にあります!!

季節になったら皆さんにお届けできたらと思います〜〜^^

本日のスタッフブログはここまでです。

金魚葉椿は来月3月上旬まで奈良蔦屋書店さんで見ることができます。
たくさん蕾をつけていて、まだまだお花を楽しんでいただけますので、機会のある方はぜひお立ち寄りくださいね!

今週も読んでいただいてありがとうございました。
来週以降のスタッフブログでは、清順とそらスタッフのヨーロッパ紀行をお届けする予定です〜〜!
どうぞお楽しみに♪♪

それでは良い週末をお過ごしください。