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【全員公開ブログ】暑さが少し軽やかに♪ 花園樹斎 〜7月の季節鉢〜

皆さん、こんにちは♪ そら広場スタッフさわむらです。


連日の暑さから一転、全国的に大気が不安定な週となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
雨量が増えている地域もありとても心配です。どうぞお気をつけてお過ごしください。

本日は、これまでも度々ご紹介してきた中川政七商店さんとそら植物園のコラボブランド「花園樹斎」で取り扱う植物の出荷の様子をご紹介します!

 

店頭に並んでいる植物たちがどのように梱包され、出荷されていくのか…
今回のブログでも普段なかなか見れない裏側をどうぞお楽しみ下さい◝( •ᴗ• )◜..°


ナーセリースタッフの活動日報を読んでいたところ、7月頭に「花園樹斎 出荷」という文字がっ!!(๑>◡<๑)
これは出荷の様子をブログに載せたい〜〜!とおもい、大阪農場の担当スタッフに連絡をしました^^

こちら、ある日の大阪事務所の作業場です♪^^

 

すべて手作業で出荷準備を進める花園樹斎。

これまでも出荷作業の様子を度々お届けしてきましたが、

植物の種類によって、その特性はさまざまです。

 

それぞれの特性に合わせて、植え替えも一つ一つを手作業で行なっています。

 

植物たちの種類によって、土や器も変わってくるのですが、
熟練したスタッフが、丁寧かつ素早い動きでサクサクっと進めていきます。


花園樹斎には毎月植物が入れ替わる「季節鉢」といつでもお迎えできる「通常鉢」がありますが、

今回は「季節鉢」のご紹介です♪

 

7月の季節鉢は2種類あり、「茶筅シダ(チャセンシダ)」と「常盤忍 石化(トキワシノブ セッカ)」です。


まずは、「茶筅シダ(チャセンシダ)」から。

◆茶筅シダ(チャセンシダ)


茶筅シダ(チャセンシダ)は岩場に生える常緑性のシダで、根本からいっせいに出る葉を支える柄の部分(葉柄=ようへい)の様子が、茶道で使う茶筅(チャセン)に似ていることからそう呼ばれているそうです。

 

葉は下へ下へと流れるように成長していき、その成長の姿も魅力的です。

盆栽の世界では松や柏の木をメインにした力強い印象の盆栽「松柏盆栽(ショウハクボンサイ)」の下草として使われることが多いそうです〜^^

葉がどんどん成長していく様子を日々楽しめそうな植物ですね^^

 

 


続きまして、「常盤忍 石化(トキワシノブ セッカ)」です。

◆常盤忍 石化(トキワシノブ セッカ)

 

こちらは樹木の樹皮などに根を張るシダ、シノブの仲間になります。

通常は八方に伸びていく根茎ですが、石化という突然変異によって成長点が細かく分岐する、予測不可能な変化が面白い植物です。

 

 

銀白色の毛に覆われふわふわした姿から「猫足」などの愛称でも親しまれています。

とっても柔らかそうで、かわいいですね^^
飽きずに見ていられそうです♪

 

 

どちらも苔仕立てになっており、とても涼しげな印象ですね!
おうちで納涼を感じるにはぴったりな植物ではないでしょうか。

どちらも常緑多年草なので、その成長を長く楽しむこともできるので
もし今月の季節鉢を買ったよ〜!という方がいたらぜひ感想などお寄せくださいね〜!^^



◆「花園樹斎」はどうやって購入できるの?

実際、お家でも育ててみたいな〜♪とおもって下さった人も多いのでは?!・・(๑>◡<๑)
購入したいときには、中川政七商店さんの店舗にてご購入いただけます〜!
詳しくはお近くのお店へ事前に問合せしてみてくださいね。

 

中川政七商店 店舗情報:
https://www.nakagawa-masashichi.jp/staffblog/storelist/

「花園樹斎」とは江戸時代、珍しい植物を届けたり紹介した人々のことを指し、
もし花園樹斎が現代にいたら、届ける植物とは…?そんな想像が膨らむような「おもちかえりしたい、江戸の園芸」をコンセプトに、
中川政七商店さんならではの器に、そら植物園がセレクトした植物が入る、園芸と工芸をどちらも楽しめるブランドです。

 


ナーセリースタッフが一人でも多くの方々に植物が届けられるよう、
愛情を持って一つ一つ手作業で丁寧に準備をしている花園樹斎の植物たち。

手に取ったみなさんの暮らしが少しでも彩られることを願っています( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

本日は以上です。

今週は各地で大雨が降ったり、お天気が不安定な一週間でした。
まだまだ大気が不安定のようですが、みなさんこの週末も元気にお過ごしください。
 


そら広場では、皆さんからのコメントやご意見をお待ちしてます!
ぜひ、sora-hiroba@from-sora.comへメールくださいね!